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高齢者にやさしい浴室リフォーム|手すり・段差解消で安心安全な空間へ

高齢者にとって、浴室は家庭内でもっとも事故が起こりやすい場所のひとつです。濡れた床、滑りやすいタイル、深い浴槽、そして段差のある出入り口…。これらの要因が転倒やケガのリスクを高めています。そこで今回は、高齢者が安心して使える浴室づくりのためのリフォームポイントをご紹介します。

目次

手すりの設置で安心感をプラス

浴室内での立ち座りや移動をサポートするために、手すりの設置は欠かせません。

設置場所のおすすめ

  • 浴槽の縁:出入り時の支えに
  • シャワー周辺:立ち上がりや姿勢保持に
  • 脱衣所との境目:段差を越える際の補助に

素材と形状の選び方

  • 滑りにくい加工がされたもの
  • 握りやすい太さ(直径3〜4cmが目安)
  • 腐食しにくいステンレスや樹脂製が人気

段差の解消で転倒リスクを軽減

浴室と脱衣所の間にある数センチの段差が、つまずきの原因になります。

バリアフリー化の方法

  • 床の高さを調整してフラットに
  • スロープの設置で緩やかな移動を可能に
  • 引き戸に変更して開閉時のスペースを確保

床材の工夫

  • 滑りにくい素材(ノンスリップ加工)
  • クッション性のある床材で衝撃を吸収

浴槽の選び方も重要

深すぎる浴槽は出入りが困難になり、事故の原因になります。

おすすめの浴槽タイプ

  • またぎ高さが低い浅型浴槽
  • 座ったまま入浴できるベンチ付き浴槽
  • 自動昇降機能付きの浴槽も選択肢に

浴槽の素材と形状

  • 保温性が高く、肌触りの良い人工大理石
  • 滑らかな曲線で安全性を高めたデザイン

その他の安全対策

照明の工夫

  • 明るく、影ができにくい照明で視認性アップ
  • 人感センサー付きで自動点灯も便利

温度管理

  • ヒートショック対策として浴室暖房機の導入
  • 給湯器の温度設定を固定してやけど防止

緊急時の備え

  • 呼び出しボタンや防水型インターホンの設置
  • スマートホーム連携で家族に通知が届く仕組みも

浴室リフォーム費用の目安

リフォーム内容によって費用は大きく変わりますが、以下が一般的な目安です。

リフォーム内容費用の目安(概算)
手すりの設置約1万〜3万円/本
段差の解消(床のかさ上げなど)約5万〜15万円
浴槽の交換(浅型・またぎ低タイプ)約20万〜50万円
引き戸への変更約10万〜20万円
滑りにくい床材への変更約10万〜30万円
浴室全体のバリアフリー改修約50万〜100万円以上

※設備のグレードや施工業者によって変動します。複数社の見積もりを比較するのがおすすめです。

利用できる補助金・助成制度

高齢者向け浴室リフォームには、以下のような補助制度が利用できます。

① 介護保険の住宅改修費支給制度【最大20万円】

  • 対象者:要支援・要介護認定を受けている方
  • 補助内容:手すり設置、段差解消、滑り止め床材、引き戸化など
  • 補助額:工事費の7〜9割(上限20万円)
  • 注意点:ケアマネージャーによるケアプラン作成と事前申請が必要

インスペクション(現況検査)実施

② 長期優良住宅化リフォーム推進事業【最大160万円】

  • 対象者:性能向上リフォームを行う住宅所有者
  • 補助内容:断熱浴槽、手すり、ユニットバス、給湯器交換など
  • 補助額:工事費の1/3(最大160万円/戸)
  • 条件:インスペクション(現況検査)実施、性能基準の達成など

③ 地方自治体の独自補助制度

自治体によって内容が異なるため、役所や福祉課に直接確認するのが確実です。

申請時の注意点

  • 補助金は工事前の申請が必須です。着工後では申請できません。
  • 登録事業者による施工が条件となる場合があります。
  • ケアマネージャーや施工業者と連携して、申請手続きを進めましょう。

まとめ:安心と快適を両立する浴室へ

高齢者向けの浴室リフォームは、「安全性」「使いやすさ」「快適性」の3つのバランスが重要です。手すりや段差の解消といった基本的な対策に加え、細かな配慮が日々の安心につながります。家族みんなが安心して使える空間づくりを、ぜひ検討してみてください。

アベイルホームでは、 大阪市港区を中心に、 浴室リフォームの無料相談・現地調査・お見積もりを承っています。初めての方でも安心してご相談いただけますので、 ぜひお気軽にご連絡ください!

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