壊れる前に！給湯器の故障サインと対処法【大阪市版】

給湯器の故障は「突然」ではなく「前兆」があります

給湯器は、ある日いきなり壊れると思われがちですが、実は多くの場合、事前に小さな異変＝故障サインが現れています。そのサインを見逃してしまうと、

• 真冬や夜間に突然お湯が使えなくなる
• 修理では対応できず、緊急交換で費用が高くなる
• 家族全員が生活に支障をきたす

といった事態になりがちです。

ここでは、給湯器が壊れる前によく出る症状と、自分でできる対処法・交換の判断基準をわかりやすく解説します。

給湯器が壊れる前によくある故障サイン

① お湯の温度が安定しない・急に水になる

「最初はお湯が出るのに、途中で水になる」
「設定温度よりぬるい・熱すぎる」

これは、温度センサーや熱交換器の劣化によく見られる症状です。
特に使用年数が8〜10年を超えると、内部部品が摩耗し、温度制御がうまくいかなくなります。

この状態を放置すると
・シャワー中に急に冷水になる
・追い焚きができなくなる
など、日常生活に大きなストレスが生じます。

② 給湯器から異音がする（ボンッ・キーン・ゴーッ）

普段は静かな給湯器から、

• 「ボンッ」という着火音が大きくなる
• 「キーン」「ゴーッ」といった金属音・風切り音がする

といった場合、バーナー・ファンモーター・内部部品の劣化が疑われます。

特に注意したいケース
・以前より音が明らかに大きくなった
・音が断続的ではなく、頻繁に鳴る

この段階では修理可能なこともありますが、放置すると突然停止するリスクが高いため、早めの点検がおすすめです。

③ リモコンにエラーコードが表示される

給湯器のリモコンに、
「111」「632」「710」などの数字が表示されるのは、機器が異常を検知しているサインです。

よくある例として、

• 111：点火不良
• 632：給湯温度センサー異常
• 710：リモコン通信エラー

などがあります。

一時的なエラーの場合
電源の入れ直しで改善するケースもありますが、何度も同じエラーが出る場合は内部故障の可能性が高いです。

④ お湯が出るまでに時間がかかるようになった

以前よりも、

• お湯が出るまでの待ち時間が長い
• 蛇口をひねってから数十秒以上かかる

と感じる場合、熱交換器の効率低下や配管内部の劣化が原因のことがあります。

見落とされがちですが要注意
「まだ使えるから大丈夫」と思われがちですが、これは寿命が近づいているサインの一つです。

⑤ ガス臭・焦げたようなニオイがする

給湯器の周辺で、

• ガス臭がする
• 焦げたようなニオイがする

場合は、非常に危険な状態です。

⑥ 給湯器本体や配管から水漏れしている

本体の下や配管部分が濡れている場合、内部のパッキン劣化・熱交換器の破損などが考えられます。

水漏れ＝交換サインのことも
修理できる場合もありますが、使用年数が10年以上の場合は交換になるケースが多いです。

自分でできる！給湯器トラブル時の初期チェック

故障かも？と思ったら、業者を呼ぶ前に以下を確認しましょう。

• ガスの元栓が閉まっていないか
• ブレーカーが落ちていないか
• リモコンの電源が入っているか
• フィルターが詰まっていないか
• 冬場は配管が凍結していないか

※ 分解や無理な操作はNG。
改善しない場合は専門業者に相談しましょう。

修理？交換？迷ったときの判断基準

使用年数での目安

使用年数	おすすめ対応
〜7年	修理で対応できる可能性が高い
8〜10年	修理か交換を慎重に判断
10年以上	交換を強くおすすめ

給湯器の設計寿命は約10年。
古い機種は修理部品が製造終了していることも多く、修理費が高額になるケースがあります。

大阪市で多いケース｜「壊れてから交換」は大変

大阪市では、

• 冬場（12〜2月）に給湯器トラブルが集中
• 在庫不足で即日交換できない
• 仮設給湯が必要になる

といったケースも珍しくありません。

壊れる前の交換が、結果的に安く・安心です。

給湯器は「完全に壊れる前」に動くのが正解

• 小さな異変は、給湯器からのSOS
• 放置すると突然使えなくなるリスクが高い
• 10年を超えたら交換を前向きに検討

「まだ使える」ではなく、「突然使えなくなる前に動く」ことが、家計にも生活にも優しい選択です。

アベイルホームでは、給湯器の無料点検・見積もり受付中

給湯器の調子が少しでも気になったら、お気軽にご相談ください。
大阪市エリア対応・現地調査＆見積もり無料で承ります。